2018年12月につみたてNISAを始めてから2年と8カ月が経ちました。
コロナ禍で一旦トータルリターンがマイナスとなったときもありましたが、ここ10ヶ月程は増え続けプラス35%となっています。
この高い数字がいつ落ちるとも分かりませんが、ドルコスト平均法の効果を体感するにはよい経験になっていると思います。
これまでの投資を振り返り、良かった点と反省点をまとめました。
つみたてNISAの実施歴
2018年12月につみたてNISAを始め、それが投資の実施スタートでもあります。
2019年から上限40万の積立を行い、以下のグラフのような推移となっています。
紫の線が積立てた金額で、青い線が評価額です。
(楽天証券の機能追加でこのグラフが見られるようになりました。結構便利)
- 2018年12月
- つみたてNISAを開始
- 開始を次年度からに遅らせてもつみたてNISA終了の年は変わらず、積立できるのが1ヶ月分減るだけなのでこの月から開始
- 年間の枠を使い切ると40万円買えたが、初めての月にそこまで買う勇気はでず
- 月額7,500円の積み立てからスタート
- 初月からトータルリターンがマイナス200円となり、良い気はしない
- 2019年1月
- 毎日積み立てでインデックスファンドを数本買う
- 合計月額11,000円の積み立て
- (当時は楽天証券が購入1回に付き楽天ポイントが3P付与されるキャンペーンがあり、毎日100円買うと確実なリターン3%となっていた)
- 2019年3月
- 毎日積み立てのインデックスファンドの本数を増やす
- 合計月額25,000円の積み立て
- 所有インデックスファンドの数が10を超え、後に邪魔になる
- 2019年6月
- 購入インデックスファンドを以下2本に絞る
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- この時点では国内株式の比率を高くしていた
- (楽天証券のポイント付与キャンペーンが終了したため毎日積立を辞めて、毎月積立に変更)
- 月額上限40万円の積立となるように金額設定
- 購入インデックスファンドを以下2本に絞る
- 2020年3月
- 新型コロナの影響でトータルリターンがマイナス12%
- 開始当初に数%のマイナスはあったが、その時はほぼ誤差だった
- ドルコスト平均法は株価が下がっても淡々と買い続けるものと理屈は分かっていても、良い気はしなかった
- 2020年9月
- つみたてNISAの枠以外でもインデックスファンドの購入を開始
- つみたてNISAはeMAXIS Slim 先進国株式インデックスのみに絞る
- 毎月の上限33,333 円を設定し、今に至る
- 税金免除のメリットを最大限に活かすため、期待リターンの大きい先進国株を残し、日本株は特定口座での購入に回した
- 2020年5月
- トータルリターンが0に回復
- 2020年11月
- トータルリターンが増加を始め、今に至る
- 株価に割高感を覚えるが、ドルコスト平均法は無心で積み立て続けるのみ
約3年のつみたてNISAを振り返って
現在ではつみたてNISAはeMAXIS Slim 先進国株式インデックスを上限金額まで毎月購入するという自身にあったスタイルが確立できています。
少しつづ実践で試してきたから辿りつけたものと思っています。
良かった点
つみたてNISAを開始した12月に戻ったならば初月で40万円購入しますが、当時の習熟度なら少額から始めたのが正解だったと思っています。
初月のトータルリターンがマイナス200円だったのですが、これがマイナス1万円とかだったらその時点で心が折れてつみたてNISAを辞めていたかもしれません。
つみたてNISAだけで見ると現時点のトータルリターンが35%と大きいのですが、特定口座を含めた全体の投資額では全然そこまで大きくありません。
投資額を増やしたのが9ヶ月程前からのためです。
では、つみたてNISAの開始とともに特定口座での大きな金額の投資も始めておいた方が良かったのかというと、こちらも少額から始めていたのが良かったと思っています。
2020年3月にはトータルリターンがマイナス12%となっており、その金額が10倍だったらやはりその時点で心が折れていた可能性があります。
反省点
ポイントがもらえるとはいえ、購入するインデックスファンドの数を増やしたのは失敗でした。
同じ指数に連動したインデックスファンドを手数料の安いものから買っていたので、金額的に損したということはありません。
ただ毎月資産状況を確認するときに銘柄が沢山ならんでいるのを見るのが煩わしいです。
今では購入額の桁が違うため一瞬で見わけは付くものの、それでも邪魔臭く感じます。
つみたてNISAは買いなおしができないため、金銭的には20年後の終了が来るまで持ち続けた方が得なはずですが、少額だし整理整頓のために売ってしまおうかと考えています。
まとめ:トータルリターン35%
たった約3年でトータルリターンが35%というのは株価の高騰の影響を受けた偶然のようなものですが、ドルコスト平均法による資産の増加を体験するという意味では貴重な経験ができていると感じています。
以下2つが大事なことだと実体験より学びました。
- 投資は少額から始めて、心を慣らしていく
- 投資商品はシンプルにする
つみたてNISAの自身への最適解の設定はできたため、この先株価が暴落しようがさらに高騰しようが、心の平穏を保ってドルコスト平均法を続けていくつもりです。





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