FIREを目指して毎月資産状況を確認しています。
2021年3月版のデータを見返していたら、単月では資産からの収入が支出を上回っていて瞬間風速的にFIRE状態になっているとこに気付きました。
FIREへの目標投資額の8%にしか到達していないため、なぜイレギュラーなことが起こっているのか見ていきます。
FIREのFIの定義をおさらい
Financial Independence=経済的自由とは、資産からの収入 > 支出 となっている状態のことです。
こうなれば労働収入はなくても生活できるので、働くかどうかの選択権が手に入ります。
2021年2月単月を見るとFIRE状態
FIREを目指して毎月資産状況を確認していっています。
2021年3月版(2月末時点の状況)を振り返ると、
投資信託の含み益を売却した想定の金額(含み益の80%) > 2月の支出
となっていました。
FIREに向けた投資信託の積み上げ達成度は、含み益を生んでいる分に関してまだ8%しかないため、イレギュラーな状態です。
なぜ瞬間風速が上がっているのか見ていきます。
支出がいつもよりさらに少ない
「幼少期から”支出の最適化”をしてて気付いたらFIRE可能に」の記事に書いているように管理人は支出が平均的なサラリーマンと比較して圧倒的に元より少ないです。
さらに最近はコロナ禍で外出もしないので支出が異常に少なくなっており、2月はそれが顕著でした。
FIRE後の支出として設定しているのは2月の支出の倍以上としています。
支出が多い月もあれば少ない月もあるので、単月で見るのがそもそもナンセンスと言われてしまうとその通りだと思います。
ただ想定支出額の半分以下で生活していて特に不満はないため、FIREのために投資信託に回さないといけない金額は、今の計画値の金額もいらないのではないかという気付きを得ました。
投資の利回りが異常に高い
2月の含み益の増加金額を年換算すると27.4%の利回りとなっていました。
税引き後で22%です。
長期で平均した期待利回りはインフレ率込・税引き後で4%を想定しています。
2月は異常に高かったのでバブルだなと感じます。
この利回りが継続できると勘違いして計画を変更してしまうと、再起できないくらいの失敗をしてしまいそうです。
株価は上下するものなので、たまにはこんなこともあると冷静に状況を見守っていきたいところです。
株価の暴落に備えて『いつか来る株価暴落局面への心の準備にシミュレーションしておく』の記事も書いています。
まとめ:瞬間風速的にFIRE気分だけ味わえた
単月だけでみると下記のイレギュラーが重なって、目標投資額の8%しか達成していないのにFIRE状態というバグが発生しました。
- 支出が例月と比べても以上に少ない
- 株価の上昇率が異常
この支出の生活レベルの維持を期待できなければ、株価の上昇はどこかで止まって下降局面にはいるため、一瞬の幻となるでしょう。
毎月淡々とインデックス投資信託を定額積み上げていく計画に変更はありません。
ただ、資産からの収入 > 支出 という状態をひと月だけでも味わえたのは貴重な体験でした。
早く真のFIRE民になりたいなとモチベーションがあがりました。


