さらば、全てのサラリーマン。【なるべく働きたくない人のためのお金の話】

FIRE思想
さらば、全てのサラリーマン。

ちょっと言ってみたかっただけです。

サラリーマン世界から脱兎するのは管理人です。

 

『なるべく働きたくない人のためのお金の話』を読んで、心身を犠牲にしてまでサラリーマンを続ける意義はないなと感じたことを記事にしました。

FIREしたいのは、なるべく働きたくないから

管理人はFIRE(経済的自由を得て、嫌な仕事を早く辞める)を目指していますが、ぶっちゃけますと今の仕事が好きでは無くて辛いから少しでも早く辞めたいという思いからです。

 

10年以上サラリーマンを続ける中で2度鬱になりかけていますし、精神科に行ってみたこともあります。

生きるためにお金を稼ぐ=働く必要はありますが、働くのが辛くて死んでしまっては本末転倒だなというのは前々から感じていたことです。

管理人
管理人

逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ

心身を壊したら元も子もないですよ。逃げてください。

転職してもサラリーマンである限り状況は同じか更に悪化しそうと考えており、経済的自由を達成するまで耐えてお金を貯めるしかないと思っていました。

そのためのFIREです。

 

しかし『年収90万円でハッピーライフ』を読んで、必要最低限で生きていくだけなら年収90万円でも成り立ち、サラリーマンとして精神を擦り減らして耐え忍ぶ必要なんて最初からなかったんじゃないかという迷いも湧きました。

 

その時の記事は『FIREしたいというか嫌なことを辞めたいので、行きつく先は隠居か?』です。

この著者の考え方が管理人には新鮮で面白かったため『なるべく働きたくない人のためのお金の話』も読みました。

本記事はこちらの本を読んで感じたことをまとめています。

最低限の収入

最低限の収入とは、親や国など他人には依存せず経済的に自立していきることと著者は考えられています。

そこから得られる自尊心、自己肯定感はお金では買えない生きるうえで尊いものということだと思います。

 

仕事から自由になったとしても、生きることを他人に依存していては結局自由はなく、苦しさから解放されなさそうです。

健やかに生きていくためにはどこかのタイミングでいくばくかは働いてお金を稼ぐ必要があります。

しかしその額は世間一般で言われているより圧倒的に少額のようです。

 

東京都内在住でも、国分寺で2万8,000円のアパートを見つけて月額6万円あればギリギリくらせていたと著者は言っています。

 

管理人は大学生時代に、2万5,000円のアパートに住み、週2のバイトで月5万円くらい収入があったので、あんな楽な状態の延長で生きていけるなら、鬱になりそうになるほどサラリーマンにしがみつくこたないなと思えます。

自由とは

著者でも、社会人なりたてのころは「お金とは、理由はよくわからないけどそのために働かなくてはいけないもの」だったそうです。

隠居してから、自分に必要のないお金とは付き合わなくて良いと思うようになったとのこと。

 

管理人もどんなにお金を稼いでもまだまだ稼がないといけないという呪縛に捕らわれていて苦しかったですが、FIREに出会い年間支出の25倍投資資金があれば嫌な仕事はしなくても生きていけると考えられるようになったのは救いでした。

さらにこの著者のように隠居すれば年間支出はもっと減り、苦しみから解放されるのであれば隠居も悪いくないなと思えます。

ただ著者は隠居しようと思ってそうしたわけではなく、心のままに生きていたらそこに行きついただけで、隠居を勧める分けではないとないと言われているのは意識すべき点になりそうです。

 

著者は隠居最高とマウンティングするわけでも無ければ、サラリーマンはオワコンと否定するわけでもありません

下記のようにただ自身の過去の気持ちを振り返っています。
著者の本を読んでいてそこが心地良く、精神が仙人クラスの方だなと思います。

必要ないもののためにイヤイヤ働いている時間は、刻一刻と自分の核がすり減っていくような不安で、なぜ自分だけがこんなに働かなければいけないのかと不平等感にさいなまれ、余裕もなく、いつまでもネガティブな感情に支配されてました。

「幸せをお金に依存している状態から自由になる」

FIREでは経済的自由は達成されますが、お金のしがらみから解放されているわけではありません。

FIREは通過点に過ぎず、真の自由を手に入れるためには思想の変革も必要になりそうです。

人として正しく生きなきゃいけないのか

「正しく生きる」なんてことは考えない。そもそも正しい生き方なんてものは幻想という思想も面白いです。

正しさを求めれば自ずと他者との比較が発生してしまいますが、人に迷惑をかけないのであれば思うままに生きたって良いんじゃないかと思います。

 

巻末の対談で「お金を使って人間関係のしがらみを省略するようになった社会」という話もありました。

管理人はしがらみは排除し切りたいタイプの人間なので、著者よりも支出は少し増えるかもしれません。

携帯の無い自由な世界

携帯で来た誘いを断るのはストレスになりますが、いつでもどこでも連絡をされるという状態がすでに微妙にストレスになっているという話がありました。

 

管理人は携帯持ってはいますが電話にはでません。

そうしていたら電話かかってこなくなりました。

1日中手の届かない位置に放置していることもあります。

ストレスなくとても快適です。

 

いずれは携帯を解約したいと思っています。

ただ決済用端末として使っていて、今なら楽天モバイルでタダで使えているのでその間は持っていてもいいかとも考えています。

サラリーマンを通過せずFIREの”境地”

著者は週2程度で最低限の収入を確保出来たら、あとは働くも働かないも自由と言われています。

この境地はFIREした後に私が至りたかったものです。

 

贅沢な暮らしよりも、健康と自由を求めているのですが、心身を壊す前にサラリーマン世界から早く退場した方が良いんじゃないかと思えてきます。

 

正直、ここは滅茶苦茶迷うところです。

一度辞めてしまえば不可逆となりそうなので、すぐに辞めて後悔するか、辞めずに体壊して後悔するかどっちに転ぶか予想が難しいところです。

 

考えることは増えましたが、選択肢が増えたことは良いことだと捉えています。

 



まとめ:さらば、全てのサラリーマン。

本記事では『なるべく働きたくない人のためのお金の話』を読んで思ったことをお伝えしました。

 

サラリーマンから逃げちゃダメだという固定概念の枠から抜け出さそうに感じています。

サラリーマンを継続しての2023年4月FIRE計画は続けますが、心身ダメージが増えたらむしろ早期退職を早めるということもあり得るかもしれません。

 

↓本ブログの40記事目までをまとめた記事です↓

 

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