FIRE早期退職に向けた目標を数字で設定【改訂版】

投資

FIRE(経済的自由を手に入れ早期退職)に向けた目標の数値設定を以前の記事で行いました。

数日たって見返してみて、心理的障壁への配慮が薄いのではないかと気づきました。

総資産の8割以上を投資信託で所有する計算になっていたのですが、管理人は途中でビビるかもしれないと。

そこで目標額の預金部分にバッファを追加して計画を改定しました。

管理人
管理人

出来上がった計画よりも、この右往左往するさまが後に参考になるかと考え、追加記事としています。

最初の計画において漏れている観点

管理人の未熟さを晒すことになるのでお恥ずかしいですが、最初の計画で欠けている心理障壁への配慮を見ていきます。

最初の計画はこちらのグラフでした。(色とか変えていますが数値は同じです)

目標の部分の赤(投資信託)と青(預金)の比率がかなり偏っています。
この計画を作ったときは、FIREに必要と計算した総資産額をすでに所有資産が上回っているので良いかなと軽く思ってしまったのですが、いや、コレ良くないなと反省しました。

総資産のうち何割までを投資信託として所有していても自分の心が安定していられるかに向き合うべきと、改めました。

何割までを投資信託として所有できるかは、一時的に総資産の何割が含み損で減っても心穏やかでいられるかとも言えます。

例えば8割を投資信託で持っていて、株価が暴落して半分になったとすると、総資産の4割を失うことになります。
長期的には株価が上昇することを信じて投資しているわけですから、株価が戻るまで淡々と過ごして何もしないのが道理りですが、不安は人をバグらせます

まず総資産の何割まで投資信託で持つか(=アセットアロケーション)を決めていきます。

何割まで投資信託で所有するか加味した計画へ改定

総資産の何割まで投資信託で持っても自身の心が安定しているか?

管理人
管理人

正直分かりません(大汗)

そのため目標割合を仮決めして、徐々にその割合に近づけていきビビったら割合をそこで固定するチキンレース形式で計画を進めることにしました。

仮決めした投資信託の目標割合は6割です。
総資産の3割が含み損で減ったとしても、きっと何もせず耐えれるであろうという算段です。
このように定めると投資信託:預金=6:4の額になるところまで預金を増やす必要が出てきました。
これを加味して改定したグラフが以下です。

水色が元の計画で算出していた預金額(=年間生活費の5倍)で、水色+青色が今回の改定で算出し直した預金額です。

  • 目標がセミリタイアであれば、改定後の総資産を既に上回っています
  • 目標がFIREの場合、総資産を大分増やさないと到達しません
管理人
管理人

元の計画では所有資金の投資信託の割合を増やすだけのイージーモードに見えたのですが、改定後の計画で改めて考えるとハードモードでした。

一番最初の記事で人生あがりの状態でしたと書いているのですが、見込みが甘かったです。
お恥ずかしい限りです。

投資信託は一括で買った方が合理的ではあるのだが、心理面を加味してそうしない

ちなみに投資信託を6割持って大丈夫な自信があるならば、一括で投資信託を買った方が合理的です。
しかし管理人は自身の心の強さをあまり信じていないため、合理性を犠牲にしても徐々に比率をあげることで心を鍛えていく方法を選択しています。

FIREに向けて取り組むこと

改定前はやること1つだったのですが、2つに増えました。

  1. 【変更なし】投資信託を定額で買い増していく
  2. 【追加】総資産額を増やす

サラリーマンの給与で総資産は増えていくのですが、現状の額を維持していても目標額に届きません。
FIREまでに副業が物になれば良いという算段でしたが、2023年4月のFIRE達成には副業での収益獲得も必須事項となりました。

副業に関しては改めて考えていきます。

まとめ:計画は理論だけでなく心理的障壁への配慮も加味して

この記事では、管理人が理論だけで作ってしまっていた計画を心理的障壁への配慮も加味して改定しました。
「一時的に総資産の何割が含み損で減っても心穏やかでいられるか」はよほどメンタルが強い人でなければ検討しておくべき事項かと思います。(←自身の反省事項)

管理人
管理人

今後もいろいろ見直していくことがあると思いますが、お付き合いいただければ幸いです。

 

↓投資初心者向けの良書「投資の大原則」を参考に書いた記事です

↓管理人の目標とする投資資産比率の記事です

↓投資をするならバブルの歴史を学んでおこうという記事です

↓管理人の勤め先企業に関する記事です

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