ミニマリストの一旦退避作戦【より少ない生き方】

支出最適化

そんなに物を沢山買っているつもりはないのに、部屋には多くの物がある。

物を置く部屋のスペースだって、タダじゃぁない。

我々は大して使いもしない物を買って保管するために働いているのでしょうか?

 

管理人
管理人

んなこたない、と管理人は思うわけです。

 

  • 何で必要でないものを買ってしまうのか
  • どうすると物を減らせるのか

について書かれたミニマリスト本「より少ない生き方」を読んだので記事にしました。

 

 

管理人は物欲少ないのであまり物を買わないのですが、それでも昔からあって捨てられない物が貯まってきています。

  • 同じようなものは2つ以下に減らす
  • 悩む物は一旦退避(⇒1カ月戻さなければ手放す)

は管理人も早速実践してみようと思った内容になっていましたので、本記事の続きを読んでみてください。

 

【本書から得たFIREへの教訓】

  • 他人に植え付けられた物欲の洗脳から脱して身軽になる
  • 手放すか悩む物は一旦退避して1ヶ月後に処理
  • 物が減れば金銭的にも精神的にも自由が増え、FIREに近付ける

 

本当に必要な物だけを買うために

今ある物を処理しても、同じだけ買い足していてはいつになっても物に押し潰されそうな生活は変わりません。

買う量を減らすために、まず不要な物を何故買ってしまうのかをみていきましょう。

 

お金が沢山あれば安心という誤解

現代社会はお金の価値がとても重視されていて、お金があればたいていのことはできます。

では一生で使い切れないほどのお金を持っていいれば、人間は安心できるものなのでしょうか?

 

大金持ちへのインタビューであといくらお金を欲しいかと質問すると「あと少し」と返ってくることが多いそうです。

お金が増えても安心は得られません。

 

お金を稼ぐことは意味のあることです。

しかし安心が得たいのであれば、他の手段を探す必要があります。

 

書籍「君は1万円札を破れるか?」では、お金を絶対視する信仰は超富裕層の作りだした洗脳であると書かれていました。

もっともっとと、際限なく求めてしまう行動は誰かに仕組まれているのかもしれません。

↓「君は1万円札を破れるか?」を読んで書いた記事です。

 

物が増えても安心は得られない

お金はいくらもっても安心は得られませんでした。

それなら物を沢山もったらどうでしょうか?

 

人体の仕組みは縄文時代からほぼ変化していません。

縄文時代は狩猟がうまくいかないと簡単に飢え死にしてしまっていたので、人間の脳は食べれなくことを非常に恐れています。

管理人
管理人

飽食の現代に肥満や2型糖尿病が増えているのは、脳の変化が現状に追いついていない弊害と言えます。

そのため食料を貯め込んでおかないと脳は怖い怖いとなります。

1週間分の食料を確保しておけば満足するのでしょうか?

いや何か大変な事が起こるかもしれないから、2週間分、いやいや1ヶ月分だと際限がありません。

 

どんなに食料をため込んだところで脳の不安は消せません。

食料を例にしましたが、どんな物でも同じです。

物を増やしたところで不安は消えるものではないのです。

 

何か欲しいと思ったときは、脳が不安でバグっていることを疑いましょう

 

その「普通」は洗脳されている

  • みんな持っているからこれは持っているのが普通
  • これくらい持っていないと恥ずかしい
  • 念のためこれも持っておこう

こう思って買い物をしていることが結構あるのではないでしょうか?

 

  • みんなとは誰でしょうか?
  • 何故恥ずかしいのでしょうか?
  • 念のための時は訪れたことがあるでしょうか?

 

十分便利になり物の溢れた現代では、新しい物を何とか売ろうと企業は必死に大衆を洗脳しています。

暴走する資本主義の元、要らない物を大量に作り、要らない物を大量に消費するのが正しいという刷り込みが行われています。

 

人に見せなくても欲しい物、それだけがあなたの本当に必要な物です。

 

作家の森博嗣さんも著書「お金の減らし方」の中で、大勢の人は誰かに見せることを目的にお金を使っていると言われています。

自分のためにお金を使った方が良いのではなかと提案されていて、管理人も同感です。

↓「お金の減らし方」を読んで書いた記事です。

 

物欲も見栄も人間が生み出したものだと書籍「超悟り入門」には書いてありました。

何故不要な物を買ってしまうのかの根本を理解するのに役立つと思います。

↓「超悟り入門」を読んで書いた記事です。

 

断捨離の段取り

何故無駄な物を買ってしまうのか見てきたので、これで物が増えるのは食い止められるようになったはずです。

ここからは既に溢れている物を断捨離していく段取りを見ていきます。

 

1箇所に集中

物を減らそうと決意したとき、全ての物を一気に片付けるのは多くの労力がかかります。

丸1日かけてゴールが見えない時点で挫折してしまうかもしれません。

 

1部屋とか、クローゼットとか、1箇所に集中して始めると良いです。

とくに普段からよく使う場所の整理から始めるのが良いです。

例えば、机の上に物があるようでしたら、そこから型付け始めてみてはいかがでしょうか。

 

同じようなものは2つ以下に減らす

冬用のコートが何着もあったり、同じくらいの容積のバックが何個もあったりしないでしょうか。

同じ用途の物を2つ以下に減らすのが良いです。

 

本書では1つだけ残すと書いてあったのですが、管理人は物によっては2つあった方が良いと考えています。

例えば、革靴を1つにして毎日履いているとすぐダメになってしまうため、交換して使えるように2つあった方が効率的と思います。

日々の交換が不要な物は1つだけに絞りましょう。

 

同じ用途のものが2つ以下になると

どれを使うか悩む時間もなくなって一石二鳥です。

 

悩む物は一旦退避

捨てるのに悩む物が出てくると思います。

そのときは一旦、箱などにしまって別の部屋とかに退避するのがお勧めです。

必要であれば箱を開けて取り出すはずです。

 

期限を決めないと、ただ物を移動させただけになってしまいます。

1ヶ月箱にしまいっぱなしで過ごせた物は、この先も無くても困らない可能性が高いため手放してしまいましょう。

 

訪れない「もしもの時」のために物を貯め込む生活から解放されます

 

↓ミニマリストの知恵に関しては書籍「手ぶらで生きる。」を読んで別の記事も書いています。

 

 

まとめ:ミニマリストの一旦退避作戦

物を沢山もっても不安はなくならない、物が欲しいという気持ちは他人に植え付けられていることが多いということをみてきました。

誰かに見せる見栄のためではなく、自身が本当に必要とする物のみを買えるようになっていきましょう。

 

断捨離は、1カ所ずつ対応していき、同じようなものは2つ以下になるように手放していきましょう。

悩む物は一旦退避する作戦をとり、1ヶ月間なくて困らなければこの先もなくて問題ない可能性が高いため思い切って手放すのが良いです。

 

管理人はミニマリストの道へ踏み出していますが、スーツやコートが3着以上あったりとまだまだ無駄に物を持っているなと本書から学びました。

1カ所ずつ断捨離を進めていこうと考えています。

 

【本書から得たFIREへの教訓】

  • 他人に植え付けられた物欲の洗脳から脱して身軽になる
  • 手放すか悩む物は一旦退避して1ヶ月後に処理
  • 物が減れば金銭的にも精神的にも自由が増え、FIREに近付ける

 

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