2021年1月から本気でFIRE(早期リタイア)を目指し始めて、2023年3月からFIRE生活に突入しました。
今回はFIRE後1ヶ月経過時点での資産状況の報告になります。
FIRE後1ヶ月目の期間には
- 退職金の入金
- 任意継続した健康保険を1年分前納付
- 国民年金へ切り替え
- 離職票が届き、失業保険の申請(現在、待機期間)
- 失業による国民年金の免除・猶予を申請(現在、結果待ち)
と、お金の出入りや事務手続きがありました。
しかし資産額で先月と今月を比較すると、なんやかんやであまり変化していないという結果になりました。
3月の後半は株価落ちてましたが、集計日時点でほぼ元に戻っており何事もなかったかのようです。
J-REITのETFの価格が下がっているときに購入したので、その分資産ポートフォリオに動きがありました。
FIREへの目標設定 振り返り
FIRE(経済的自由を手に入れ嫌な仕事を早く辞める)に向けて立てた計画は以下の記事のような内容でした。
↓計画の考え方
↓これまでの状況
↓FIREの考え方は「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」がとても分かりやすい本でした。
資産状況
現状の資産状況です。
総資産はプチFat FIREに必要な額100以上をキープし、投資資産は46まで増えました(目標は60)。
FIREを維持するための金額に対する割合は以下です。
FIRE達成率 総資産
100%に到達しているため、株価や支出額の変動により値が上下することはありますが、100%付近を維持できていれば死ぬまで生活費は確保できるはずです(4%ルールの前提が崩れない限り)。
FIRE達成率 投資
FIREしましたが現金比率がまだ高いため、ドルコスト平均法により投資信託の購入を継続し、投資額も100%を目指しています。
直近1年間の損益
今月までの直近1年間での年利はマイナス1%でした。
『株価の増減が激しい状態が続いているため、来月の年利は下がりそうな気配です。』と先月書いていましたが、予感が嫌な方で的中して年利がマイナスにまで下がりました。
単月で見ると含み益が出ていましたが、直近1年間は含み損の額が大きくトータルするとマイナス1%という結果でした。
価格が落ちると買いどきなのですが、その目線で見ると割高価格をキープしています。
↓インデックスファンドの価格が割安か考察している記事です。
FI率
直近1年間の投資リターンは生活費の何%か(=FI率)です。
先月急激にプラスに転じたのが、今月はマイナスに急変しました。
今月株価は下がっておらず、13か月前に大きな含み益を出していたのが今月集計期間から外れたので、直近1年間での損益はマイナスとなっています。
1ヶ月単位だと株価の変動が大きかったため直近1年間の累計で損益を見始めていたのですが、それでも結局毎月変動が大きく、FIの指標としてうまく機能していないかもしれません。
FIRE済みのため、総資産が100を下回らないかを毎月確認していけば良いのではないかと思えてきました。
資産のアセットアロケーション
今月の、円(預金)・日本株式投資信託・外国株式投資信託の比率です。
FIRE済みですが、目標設定したアセットアロケーションの投資資産60%に対してはまだ(現金の)余裕があります。
ドルコスト平均法による定額積み立てでユルユルと預金から投資資産への移管を継続していきます。
日本不動産(JリートのETF)が割安と思えるかかくになったため、総資産の0.7%分だけ購入しました。
目標ポートフォリオの3%までまだ余裕があり、さらに価格が下がったら買い足す指値注文をしていますが、価格が上がり始めたので当分書い足しの機会は訪れないかもしれません。
(先月の記事でもそんなことを書いていて、直近1ヶ月の間に価格が下がって購入しているので、短期的に株価がどう動くかなんて全く予想できないわけですが)
↓購入の金額を決めるために、J-REITの期待リターンと期待分配金額を算出した記事です。
トータルリターン
トータルリターン9%となっています。
1年間での期待リターンが5~8%と想定しているため、少し利益がですぎ(後で株価が落ちるかも)といった感じです。
まとめ:2023年4月時点の状況
総資産は先月とあまり変化せずでした。
ポートフォリオは毎月ドルコスト平均法で買い足している分に加えて、J-REITのETFの購入が進みました。
FIREして1ヶ月目はお金の出入りや事務手続きがいろいろとありましたが、資産面では無風だったかのごとく過ぎました。
波風が立った方がFIRE記事としては面白いのですが、「今月起きたことをありのままに書くぜ」のスタンスで継続していく予定です。
↓FIREの4%ルールを日本で暮らす場合に当てはめ考察した記事です
↓投資を始める際は最初に「投資の大原則」を読むのがお勧めです。
↓管理人の勤めるNTTグループ企業は優良と思いつつFIREを目指している理由の記事です