2023年4月のFIRE(早期リタイア)を目標として毎月資産状況の確認をしてきました。
前回時点で2月末で早期退職と言っていましたが、2023年3月ついに念願のFIRE達成となりました!!
私にとってFIREを目指す取り組みは、マラソンではなくサウナのような感覚でした。
マラソンだったら走っている最中にランナーズ・ハイになって走ること自体が楽しくなってきます。
サラリーマンとして働くこと自体が楽しくなれていれば早期退職する必要とかなくなっていたはずですが、私はそうなりませんでした。
仕事が楽しいという人が羨ましいという気持ちはあります。
私にとってのサウナは出た後の爽快感を味わうために、熱いのをただひたすら我慢するという修行です。(サ道を究めた方は全然違うのかも)
後に働かなくて良くなるのを目指して約15年ひたすらサラリーマンを耐え続けてきました。
長く耐えた方がサウナ出た後の爽快感が増しますが、そろそろ脱水症状を起こしそうだったのでギブアップです。
金銭的不安を(かなり)なくして隠居し心身の健康を取り戻すための切符が、私にとってのFIREでした。
気力が回復したら働きたくなる可能性もありますが、少なくとも1~2年はゆったりと過ごそうと考えています。
病気になる前にFIREに到達できたのは運が良かったです。振り返ると、そこそこ危ない賭けでした。
FIREへの目標設定 振り返り
当ブログの管理人は2023年4月のFIRE(経済的自由を手に入れ嫌な仕事を早く辞める)を目指していました。
それに向けて立てた計画は以下の記事のような内容でした。
↓計画の考え方
↓これまでの状況
↓FIREの考え方は「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」がとても分かりやすい本でした。
資産状況
2023年3月時点の資産状況です。
総資産はプチFat FIREに必要な額100以上をキープし、投資資産は44まで増えました(目標は60)。
FIRE達成のための金額に対する達成割合です。
FIRE達成率 総資産
総資産は最低ラインの66.7%をFIRE計画開始当初から超えていました。
100%に到達しているため、株価や支出額の変動により値が上下することはありますが、100%付近を維持できていれば死ぬまで生活費は確保できるはずです(4%ルールの前提が崩れない限り)。
FIRE達成率 投資
Lean FIREの生活費に必要なリターンを生む投資額である66.7%は越えています。
FIREしましたが現金比率がまだ高いため、ドルコスト平均法により投資信託の購入を継続し、投資額も100%を目指します。
直近1年間の損益
今月までの直近1年間での年利は6%でした。
想定している利回り5~8%の間と考えており、今月まで直近1年間での年利はそれに収まっています。
ただ株価の増減が激しい状態が続いているため、来月の年利は下がりそうな気配です。
↓インデックスファンドの価格が割安か考察している記事です。
FI率
直近1年間の投資リターンは生活費の何%か(=FI率)です。
2022年6月以降は実損益が想定益を下回り続けていましたが、今月は想定益を上回る急回復をしました。
直近1年間の中に株価が急落した月を含むか否かでこのFI率は大きく変わるので、参考程度の数値です。
資産のアセットアロケーション
今月の、円(預金)・日本株式投資信託・外国株式投資信託の比率です。
必要資産が貯まったためFIREしますが、目標設定したアセットアロケーションの投資資産60%に対してはまだ(現金の)余裕があります。
ドルコスト平均法による定額積み立てでユルユルと預金から投資資産への移管を継続していきます。
日本不動産(Jリートのインデックス投資信託)が安くなってきたため購入しようと指値注文していたのですが、その価格まで下がる前に価格が上がってしまいました。
指値注文を解除し、次の機会まで待ちます。
↓購入の金額を決めるために、J-REITの期待リターンと期待分配金額を算出した記事です。
あと預金は1部だけ日本国債(10年変動)に移しています。
リターンとリスクが預金とほぼ変わらないので、分類は追加していません。
利率の高い金融機関を探すのが面倒に感じてきたとの、直近の日本国債(10年変動)の利率が0.32%と高いので、試験的に購入(変動金利が下がったら預金に戻す予定)
トータルリターン
1月に0%まで落ちていたトータルリターンですが、今月は7%まで回復しました。
1年間での期待リターンが5~8%と想定しているため、その範囲内に帰ってきました。
とはいえ来月また下がることも十分考えられ、変動(ボラティリティ)が激しいのは株式(投資信託)を所有している者の宿命と受け入れるしかないですね。
まとめ:2023年3月時点の状況
(プチ)Fat FIREに必要な総資産は溜まり、投資資産もLeanFIREに必要な金額は越えています。
投資余力がまだあるためドルコスト平均法による投資資産の追加購入は継続しますが、2023年2月末日をもって早期退職し、3月念願のFIRE達成となりました!!
これからは4%ルールを信じて会社を辞めて本当に生活していけるのか実験篇に突入します。
早期退職はしましたが、投資資産への移管は継続し、2024年には新NISAも始まるので資産運用が定常運転になるまでには、まだ何年かかかる見込みです。
今後もその辺りを定期報告していこうと考えていますので、お付き合いいただければ幸いです。
↓FIREの4%ルールを日本で暮らす場合に当てはめ考察した記事です
↓投資を始める際は最初に「投資の大原則」を読むのがお勧めです。
↓管理人の勤めるNTTグループ企業は優良と思いつつFIREを目指している理由の記事です