[FIRE達成度2023年2月版]2月末で早期退職!!!

資産状況

2023年4月のFIRE(早期リタイア)に向けて毎月資産状況の確認をしてきました。

そして2023年2月末日をもって早期退職する運びとなりました!

 

10年以上続けてきたサラリーマンという環境から飛び出すのは怖くないと言えば嘘になります。

しかし入社以来ずっと資産を蓄え続け、2年以上金融リテラシーを高める努力をしてきたので、新たな環境へ旅立てる清々しさの方が勝っています。

 

先月下がっていた株価(円換算)が今月は戻ったため、FIREするのに心のゆとりがある資産状況となりました。

FIREへの目標設定 振り返り

当ブログの管理人は2023年4月のFIRE(経済的自由を手に入れ嫌な仕事を早く辞める)を目指していました。

それに向けて立てた計画は以下の記事のような内容でした。

↓計画の考え方

↓これまでの状況

↓FIREの考え方は「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」がとても分かりやすい本でした。

 

資産状況

2023年2月時点の資産状況です。

先月まで下がっていた株価(円換算)の価格が戻り、(プチ)Fat Fireに必要な総資産100を少し上回る状態になりました。

Lean FIRE: コロナ禍以降の支出が極端に少ない生活費を賄える資産。
プチFat FIRE: 仙人暮らしの管理人にとってのゆとりある生活費を賄える資産。
※一般的にイメージされるFat FIREの金額より圧倒的に少ないと思われるため「プチ」と付けています。
数値:プチFat FIREに必要な総資産額を100と設定。

 

FIRE達成のための金額に対する達成割合です。

プチFat FIREできる状態が100%
Lean FIREできるのは66.7% = 「最低ライン」

 

FIRE達成率 総資産

総資産は最低ラインの66.7%をFIRE計画開始当初から超えていました。

100%に到達しているため、株価や支出額の変動により値が上下することはありますが、100%付近を維持できていれば死ぬまで生活費は確保できるはずです(4%ルールの前提が崩れない限り)。

 

FIRE達成率 投資

投資が最低ラインの66.7%を超えた時点でLean FIREできます。
その後はアセットアロケーションで設定した株式比率になるまで積立投資を継続し、プチFat FIREにシフト。

Lean FIREの生活費に必要なリターンを生む投資額である66.7%は越えて、今月は69.1%となりました。

理屈上は含み益でLeanFIREな生活費を稼げるはずなのですが、こちらはそう簡単にはなっていません。

 

15年以上の長期間での期待投資リターンから含み益を算出するとLeanFIREな生活費を上回るものの、直近1年の株価は乱高下して結局ほぼ価格横ばいのため含み益が出ていません。

そのための備えとして生活防衛資金(現金)を5年分確保してあるため、FIRE後は当面のあいだ投資資産は売却せずに生活防衛資金を使って過ごすこととなりそうです。

 

直近1年間の損益

今月までの直近1年間での年利は1%でした。

想定している利回り5~8%の間と考えているため、2022年6月以降は年利が小さくなっており、今月も渋い値でした。

ただ、2022年5月までの年利(株価上昇)が大きすぎたため、先進国インデックスファンドの株価はまだ割高なのではないかという感覚でいます。

↓インデックスファンドの価格が割安か考察している記事です。

 

FI率

直近1年間の投資リターンは生活費の何%か(=FI率)です。

100%以上を常に維持できていればFIREできる状態となります。
(正確には売却時の税金を計算に入れないといけないのですが、目安の値ということで税金は無視しています)

2022年6月以降は実損益が想定益を下回り、FI率も低い状態が続いています。

LeanFIREに必要な投資資産は溜まっているため4%ルールでの理屈上はLeanFIREのFI率は100%近くになっていてもおかしくないのですが、実際には29%にしか到達していません。

 

株価が毎年安定して5~8%の増加をするわけではないというところが、インデックス投資でFIREすることの精神面での難しいところです。

15年以上の期間でみれば期待リターンが得られると信じて市場から撤退しないように肝に銘じつつ、時間の余裕もできたので高配当投資に関しての勉強も始めています。

 

資産のアセットアロケーション

今月の、円(預金)・日本株式投資信託・外国株式投資信託の比率です。

必要資産が貯まったためFIREしますが、目標設定したアセットアロケーションの投資資産60%に対してはまだ(現金の)余裕があります。

ドルコスト平均法による定額積み立てでユルユルと預金から投資資産への移管を継続していきます。

 

日本不動産(Jリートのインデックス投資信託)が安くなってきたため購入しようと指値注文しているのですが、その価格まで下がる前に価格が上がりつつあります。

今回の買いの機会は逃した感がありますが、焦る必要もないのでじっくり待とうと考えています。

 

↓購入の金額を決めるために、J-REITの期待リターンと期待分配金額を算出した記事です。

 

トータルリターン

先月0%まで落ちていたトータルリターンですが、今月は5%まで回復しました。

1年間での期待リターンが5~8%と想定しているため、2年2ヶ月間でのリターンが5%というのは厳しいところです。

コロナ禍の金融緩和で2021年は株価がやたらと上がっていたため、今後も当分の間はトータルリターンが低い状態が続くのだろうと覚悟をしています。

 

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まとめ:2023年2月時点の状況

(プチ)Fat FIREに必要な総資産は溜まり、投資資産もLeanFIREに必要な金額までは積み上がりました。

投資余力がまだあるためドルコスト平均法による投資資産の追加購入は継続しますが、2023年2月末日をもって会社を早期退職する運びとなりました。

退職後は収入がなくなるため株価下落による総資産への影響が大きくなることになりますが、慌てることなく状況を見ていきたいと考えています。

 

FIREするのがスタート地点、本ブログに長くお付き合いいただければ幸いです。

2023年3月でFIRE確定!

 

↓FIREの4%ルールを日本で暮らす場合に当てはめ考察した記事です

↓投資を始める際は最初に「投資の大原則」を読むのがお勧めです。

↓管理人の勤めるNTTグループ企業は優良と思いつつFIREを目指している理由の記事です

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