ミニマリストはFIREへの近道【手ぶらで生きる。】

支出最適化

ミニマリストというと全ての物を捨て去るというように思いがちですが、自分が一番大事にすることのために、他のことをそぎ落とすという生き方のようです。

この考え方はFIREを目指すうえで大事になる支出の最適化にも通ずるところが多いです。

ミニマリストの方の著書「手ぶらで生きる。」を読んで、どんな物まで無くして生活されているのか記事にしました。

管理人はFIRE道を進んでいますが、ミニマリスト道にも足を踏み入れてみようと画策中です。

ミニマリストとFIREの相性の良さ

ミニマリストというと全ての物を捨て去るというように思いがちですが、自分が一番大事にすることのために、他のことをそぎ落とすという生き方のようです。

著者は家に物が極端に少ないですが、乾燥洗濯機やルンバのような自動掃除ロボは持っています。

それは掃除・洗濯の時間を最小化することが一番大事なことだから、それを肩代りしてくれる物は買うという考えだそうです。

 

これはFIRE(経済的自由を得て、嫌な仕事を早く辞める)の支出最適化とほぼ同じ思想だと感じました。

周りの人が持っているというだけで自分が本当は欲しくもない物を買うためのお金を得るために苦しい思いをして働くなて馬鹿らしい、健康と自由を大事にして支出を平均額より大幅に減らそう(管理人の場合は学生の頃から少ないのですが)というのが支出最適化であると考えています。

 

ミニマリストな暮らしには興味があって以下のツイートをしています。

イイネを沢山いただいたので興味がある方が多いようです。

床で寝ても睡眠の質は同じ

高級マットレスで寝ても、コンクリートで寝ても睡眠の質は同じという研究データ(ウィリアム・でメント博士)があるそうです。

研究データを直接見ていないので真偽は不明ですが、興味深く驚きの情報です。

 

今までベッドか布団は無いと睡眠は成り立たないと考えていました。

ベッドは部屋の面積を奪い取られて邪魔ですし、布団は毎日たたむのが面倒くさいと思っていました。

コンクリートで寝ても睡眠の質が同じであるならば、寝袋でもあれば十分かもしれず、そうなるとかたずけるの楽で邪魔にもならないので良いですね。

 

研究データが云々よりも、結局自分に合うかどうかが重要なので、床ダイレクト寝袋生活を試してみようと思います。

冷蔵庫の無い暮らし

著者は冷蔵庫の無い暮らしをしています。

1日1食、毎日健康のために出歩いているため帰りがけにその日の食材を無駄なく買ってきているとのことです。

 

自作の小屋で暮らしている方も冷蔵庫を使わないで生活されていました(以下の記事参考)。

この記事を書いた時点では毎日買い物のために出かけるのは面倒だし冷蔵庫無しは無理と思っていましたが、最近は健康のためには毎日散歩が必要だと考えが変わってきたため、冷蔵庫無しすら選択肢に入ってきました。

めったに使わない衣服はレンタル

著者は靴をスニカー3足(同じコンバース)しかもっていないそうですが、冠婚葬祭などどうしてもTPOが合わないときは、レンタルしているそうです。

 

例えばDMMファッションレンタルでメンズのビジネスシューズを借りると2日間で1,980~4,980程度かかるそうです。

量販店に行けば新品を変えそうな額ですが、その額だと大した品質の物は買えず、めったに使わない物を保持するのは邪魔だし、捨てるのも手間だと書かれています。

 

管理人は車はめったに使わない(実際10年以上使っていない)ので所有せずにレンタルした方が効率的だと考えていましたが、衣服もそうすれば良いというのは目から鱗でした。

シェアリングエコノミーが広がっていますし、1週間に1回以上使うものを除いて、何でも所有は辞めて都度レンタルに移行していってみようと思います。

 

著者は以下のように書かれていて、良い思想と感じます。

物の理想の出口は、「売る」「譲る」「使い切る」のどれかだ。

悪い出口は「捨てる」ことで、「使わないのに、持ったまま眠らせる」というのも同じくらいに良くない。

コンビニを宅配ボックス代わりに

ネット通販の受け取りをコンビニ受け取りにしたら、家で届くのを待たなくて良いので凄く便利だと書かれていました。

住んでる家に元から宅配ボックスがあればそれを利用した方がコンビニまで行く手間が無いので便利ですが、ない場合はわざわざ宅配ボックスを買うのは邪魔になるので選択肢としてアリだと思います。

 

管理人も昔の家は隣にコンビニがあったので、コンビニ受け取りを利用していました。

コンビニが家から遠ければ取りに行く時間がかかるので、宅配ボックスを買うかどうかは価値観次第になってきます。

著者は健康のために毎日1万歩外出しているような方なので、コンビニは帰りについでに寄ってくれば良いという感じで、無駄な時間にはなっていないようです。

形にないものはむしろ増やす

基本減らす方向で考えている著者ですが、下記はむしろ増やすのが良いと書かれています。

  • 収入源
  • スキル
  • 人間関係

収入源

収入源は、昭和の時代まではサラリーマンとして1社に労働資本を集中投資していれば死ぬまで安泰でしたが、平成に暗雲立ち込め、令和の現代はもう期待できないでしょう。

副業をしたり投資をしたりで収入源を複数確保するのが、安全な生き方となりそうです。

スキル

スキルも、変化の激しい時代なので複数あった方が良いと考えます。

馬車職人が車の台頭で職を失ったように、1つのスキルに専念しているとある日急に収入を断たれる可能性があります。

 

FIREしたら働かないなら関係しないと思われるかもしれませんが、万が一資本主義社会が崩壊して金融資産の価値がなくなってしまったとき、労働資本が0であると飢え死にしてしまうかもしれません。

働かなくとも死ぬまでスキルを維持しておくことは人生の必要なリスク対策だと考えています。

人間関係

人間は完全に他人と関わらないと自我が崩壊してしまいます。

関わる相手が配偶者だけ等だとDVを受けても依存が高くて離れられないという不幸に見舞われる可能性があります。

 

著者は、リスクを最小限にするために浅く広い人間関係で依存度を下げるのが良いと書かれています。

人脈をひろげるために「行きたくない飲み会」で時間やお金を浪費するのは問題外だが、現代はSNSを通じて誰でも簡単に繋がれる世の中なのでセーフティーネットを増やしやすいですよと。

 

管理人が当ブログやtwitterをやっているのも、FIRE後に会社の人間関係が無くなることへのリスクヘッジの面があります。

人は孤独な時間を確保することも大事であり、読書はその時間には含まれないという話があります。

逆に言うと、読書は著者との仮想コミュニケーションになっているということで、人間関係の補充に役立ちそうです。

 

まとめ:ミニマリストはFIREへの近道

ベッドや布団、冷蔵庫は持たない、めったに使わない衣服はレンタル等、ミニマリストな暮らしを見てきました。

今まで持っていて当たり前と思っていた物が無くて暮らしている方を知ると、まだまだ物を減らせるのかと挑戦心が湧いてきます。

自身が大事にすることは何のなのか洗練していき、それ以外のそぎ落としに磨きをかけていきます。

 

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