不動産収入100万円で働かずに暮らしている方の本を読みました。
食事が好きだそうで、1日の食費500円以内でいかにおいしい料理を作るかをゲームとして日々楽しまれているようでした。
人生が幸せかどうかは、今の状況を楽しめるかどうかなのかもしれないと感じた事例をご紹介します。
著者の生活前提
年収90万円で暮らしている方のご紹介を「FIREしたいというか嫌なことを辞めたいので、行きつく先は隠居か?」の記事でしていました。
この方は、週2回ほど嫌ではない仕事をし、残りの時間は読書をして過ごしていました。
今回の「年収100万円の豊かな節約生活術」の著者は完全に働いていない状態です。
親からマンション1室を相続し、それで手取り100万円だとのこと。
親からの相続がある人はだいぶ限られますが、資産収入が年100万円のため、株式投資が2,500万円あれば同じ経済状況となります。
実現しやすいFIRE後の生活状況として見ることができそうです。
今回の著者は完全に働いておらず、余りある時間を調理につぎ込んでいます。
労働0ゼロいうか自炊シェフ
年間100万円以下で暮らしていますが著者の価値観は幸せが先で節約は二の次、三の次とのことです。
ダイエットに例えれば、目指すはあくまで健康体を維持すること。無駄な贅肉がどんどん削っていくが、健康を害するほどまでには削らない。
節約は苦しいものと捉えられがちですが、自分でルール設定をしてゲームとして楽しめるかどうかが低支出生活の肝となりそうです。
著者は以下のゲーム設定をされていました。
『いかに金をかけずに、生活の質を上げてゆくか』の追求。
『いかに安い食材で、豊かな食生活を送るか』の探求。
著者は食事が大好きだそうで、1日500円の食費でどこまで美味しい料理を作れるかの探求をしています。
著書は半分お料理本レシピのようになっていました(笑)
自分用や、友達が来た時のパーティー用にしか調理の腕を振るっていないようですが、弁当屋とかを開けば成り立つレベルに達しているように推察されます。
おいしく、健康で、そして楽しいという、著者はなかなか幸せな生活を送られていそうでした。
友達を家に招いてパーティーしているのも充実感が高そうです。

ちなみに、管理人は食事に全然興味がないため「年収90万円でハッピーライフ」の方がFIRE後の参考にしやすい生活スタイルでした。
PCは生命線
PCが無ければ外界との接触が希薄になり、暮らしが孤立化しやすかったかもしれないと書かれています。
- 友人たちとの連絡ツール
- 社会全般の情報源
- 知識の探求やネットサーフィン
- ネットショッピング
これらをするうえでPCは必要不可欠とのこと。
自作の小屋で生活している方もPCは使っておられました。
むしろPCとインターネットがあるからこそ低支出生活が可能な社会となっているのかもしれません。
歯には金をかけても元が取れる?
口腔洗浄器・洗口液を使っているそうです。
虫歯が割れて、保険適用の差し歯やブリッジだと数年しかもたないとなり、やむなくインプラントにして40万円かかったとのことです。
それなら1万円を超える機器を買ったとしても、今後の歯の治療費を抑止できるならお得だという考えに至ったそうです。
【閑話】管理人が洗口液と勘違いして使ってた商品
ちなみに管理人はクリニカのデンタルリンスを1ヶ月ほど使っているのですが、これまで洗口液だと勘違いしていました。
洗口液は歯を磨いた後に使います。
こちらの商品は液体ハミガキのため、口をゆすぐのに使った後にブラッシングするというものでした。
寝る前に使い、朝起きた時の口の中のネバネバ感が無い日が多くなったような気がしているので、少なくともスッキリ感は得られそうです。
管理人が使い方を誤るというアホをしていたため、正しく使ってから改めて振り返ってみます。
上記商品を勘違いして使っていたため、洗口液は以下を使ってみようかと検討中です。
閑話休題
まとめ:限られた支出で楽しく暮らすゲーム
年間100万円で過ごしている方の生活を見てきましたが、節約自体が目的ではないため、無駄な支出はしないけれど、楽しさと支出のバランスを著度良くするゲームという著者の思想は参考になりました。
幸せかどうかは、極論すれば状況を楽しめるかどうかによるのだと思います。
労働ゼロで余りある自由時間を著者は調理に充てていましたが、読書をしてもいいし、ボランティアをしてもいいし、楽しい生き方はイロイロありそうであると感じました。
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