株式投資のやり方に正解はないですが、不正解はあると考えています。
それは株式市場から途中退場してしまうことです。
株式市場は上昇と下降を繰り返しているため、いつか株価の下降局面がくるのはほぼ間違いありませんが、それがいつなのかは誰にも分かりません。
明日株価が暴落する「かもしれない」と考えて備えることが必要なのかもしれないという記事です。
株式投資のやり方に正解はないけど不正解はある
FIRE(経済的自由を得て早期退職)を目指して日々精進しています。
経済的自由とは、「資産からの収入 > 支出」の状態になり他に働かなくても生きていける状態になることです。
資産には不動産や債券などいろいろありますが管理人は現状、株式投資のみに絞っています。
学校教育で答えのある問いばかり解かされていた私たちは全てのやり方に正解があると思ってしまいがちですが、株式投資のやり方に正解はないと考えています。
どの銘柄を買うべきかに注目が集まることが多いように思いますが、どうしてそれを選んだのかの理由とそれを自身が信じられるかが重要なポイントと思っています。
株式投資のやり方に正解はないと言いましたが、不正解は存在していると考えています。
それは株式投資の市場から途中退場してしまうことです。
市場から途中退場すると株式投資は失敗
株式投資は、投資先の企業が長期的に見れば利益を生み出し続けてくれることを信じて実施するものになります。
株式市場は人気投票の場になりがちなため、一時的には他の人も買っているからという理由で価格が上がることもありますが、信じるべき源泉はその企業が価値を生みだし続けることに対してであるべきと考えます。
「保有資産の心地よいポートフォリオを探る」の記事でもこのとこに触れています。
企業の生み出す価値を信じていない場合、株式市場が暴落局面に入ると不安で全ての株式を手放してしまうということになりかねません。
他のみんなが買うから自分も買う、他のみんなが売るから自分も売るという動きをするのは、株式投資でリターン得るためには真逆の行動となってしまいます。
起業の価値創出を信じて株式市場に居続けるのがリターンを得るために必要なことと考えます。
株式投資で失敗しない思考は「かもしれない運転」
運転免許証をお持ちの方ならご存知と思いますが、「かもしれない運転」という考え方があります。
- 路地から急に子供が飛び出してくるかもしれない
- 自転車が急に車道にはみ出してくるかもしれない
このようにもしかしたら起こる「かもしれない」危機を予め予想しておき、万が一実際に起こったときに適切に対処できるようにしておくというものですね。
株式投資でもこの思考が役に立つと思います。
株式市場は上昇と下降を繰り返しているため、いつか株価の下降局面がくるのはほぼ間違いありません。
ただそれがいつなのかは誰にも分かりません。
だから明日株価が暴落する「かもしれない」と考えて、準備をしておくことが大事だと考えます。
株価が上昇局面の時にさらに資産を増やそうと欲に支配されると失敗する可能性が高そうです。
得にFIRE後は資産を守るというメンタルでいないとダメージが致命的になってしまいそうですので、肝に銘じておきたいところです。金融資産は、ついに節目を突破 https://t.co/zAAFqyVjna @FREETONSHAより
— みかかFIRE@2023年FIRE目標 (@MikakaFIRE) March 16, 2021
路地から急に子供が飛び出してくるかもしれないから車を運転しないという方は、ほぼいないと思います。
なので株価が暴落する「かもしれない」から株式投資をしないのではなく、暴落が起こっても大丈夫なような範囲内で取り組むのが肝要です。
管理人は株価の上げ下げに左右されにくい、毎月定額積み立てのドルコスト平均法にて購入をしています。
また暴落した時に自身の資産がどのくらい減るかをシミュレーションすることで、心の準備をしています。
「いつか来る株価暴落局面への心の準備にシミュレーションしておく」の記事で計算しています。
(余談)銀魂のかもしれない運転
少年ジャンプの作品「銀魂」で、主人公の銀時と桂が運転免許の教習所に行く「かもしれない運転」の回があります。
この道の先でモグラの家族が生活苦で大変かもしれないとか言い出して、擬人化した妄想が膨らみ車の運転どころではなくなるという奇天烈な行動を始めてしまいます。
おいおいそんな妄想してないでちゃんと運転しなさいよとツッコまざるを得ないところが面白いのですが、ふと株式投資においてはこんな妄想をしてしまってないかと考えると奥が深いです。
まとめ:株式投資はかもしれない運転でいけ
株式投資のやり方に正解はないですが、株式市場から途中退場してしまうと失敗します。
株式市場は上昇と下降を繰り返しているため、いつか株価の下降局面がくるのはほぼ間違いありませんが、それがいつなのかは誰にも分かりません。
明日株価が暴落する「かもしれない」と考えて、暴落が起こっても大丈夫なような範囲内で取り組むのが肝要となります。
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