世の中情報がいろいろと簡単に見られるようになって便利になりましたが、ちょっと情報が氾濫しすぎてやいませんか?
油断すると情報の波に流されて、自分の思考がどこかへ消えてしまいそうです。
食料と商品もそうですが、情報は取り過ぎると弊害をもたらします。
今回は「情報断食」をされた方の本を読んで記事にしました。
情報が多すぎる
人生の最期に思う後悔に
- 自分らしく生きればよかった
- 自分の言葉で話せばよかった
- 自分の幸せのために生きればよかった
というものがあるそうです。
自由に生き得る権利をもちながら、自分として生きるのはなかなか難しいようです。
自己受容ができずに、承認欲求や他者からの感謝を求めてさまよい生きた結果なのかもしれません。
↓書籍「嫌われる勇気」では幸福には、自己受容と貢献感が必要と書かれています。
これとは別に、入ってくる情報が多すぎるために自身の思考が埋没するということも原因と考えられます。
著者は、情報断食をする前は情報収集を以下のように習慣化していました。
- テレビ
- 1日2~3時間
- 新聞
- 朝刊と夕刊
- 本や雑誌
- 月に5~10冊
- 毎日、本屋通い
- インターネット
- ネットニュースをくまなくチェック
著者は出版の編集者なので情報収集は仕事の一部でもありましたが、何かしながら情報収集をすることが多く、役立つ知識が残らない割に自身の思考を邪魔されていたようです。
↓スマホが貴重な時間を無駄に奪っていくと書かれた書籍「デジタル・ミニマリスト」の記事です。
情報断食
著者は静かな心を持つために情報断食を始めました。
情報を断つこと自体が目的ではありません。
習慣化していた情報収集を一気に辞めるとリバウンドするので、少しずつ段階的に情報を削っていっています。
毎日本屋通いをしていたのは、元々は誰かの人生にとって役立つ本を作るためのはずだったのか、いつのまにか売れる本のネタ探しに変わっていたのに気づいたそうです。
これは「自分として生きる」を取り戻した瞬間なのではないかと思いました。
情報断食をしてからは、著者は半径10m以内で起こっていることに意識が向くようになったといいます。
世界のどこかで起きている大問題に心を痛ませながら何もできないより、身の回りの小さな問題を解決していける方が充実した情報と思います。
管理人の場合
情報断食とまではいっていませんが、管理人の場合はこんな感じで過ごしています。
テレビ
悪評高いテレビですが、管理人はよく見ます。
但し、見たい番組は予め録画しておき、それ以外の番組は見ないようにしています。
VHSの時代から、録画を見るときは見たいシーンまで飛ばしていました。
1時間番組を5分で観終わることもあり、積極的受動と勝手に呼んでいます。
新聞
社会人成りたてのころは新聞を読んだ方が良いのか迷っていましたが、読まずに現在に至りそれで良いと考えています。
ほとんどは職場での雑談のネタ程度の役にしかたたないので、必要になったときに調べた方が効率的だと結論づけました。
仕事のアイデアが新聞から拾える人は読んだ方が良いかもしれません。
本や雑誌
雑誌は読みませんが、本はここ1ヶ月ほどは1日1冊のペースで読んでいます。
今のペースは異様に早いのですが、普段は週1~2冊です。
本は自身の思考を育てるための栄養源なので、今のところ欠かすことはできないですね。
興味のあるところしか読まないですし、読み始めてつまらなかったら次の本に進むという取捨選択はしています。
インターネット
ハマると無限に時間を吸い尽くされますが、調べものするのに使わないのも非効率です。
調べ物は、自宅にいるときはスマホは使わずにPCを使うようにしています。
スマホは人間の意識を奪い取るようによくできているので、使用機会を極力減らすようにしています。
PCで調べ物をするときも、なるべく回数が少なくなるように気を付けています。

昔に比べるとインプットする情報量をおさえているので、考え事に使える時間が増えました。
毎日散歩しているのですが、スマホ持たずに出かけると考え事に向いています。
まとめ:情報減らし思考を取り戻す
食料と商品もそうですが、現代は情報も過多な時代です。
何事も適量というものがあり、それを超えるといろいろと弊害が出てきます。
テレビ、新聞、本・雑誌、インターネットとどの媒体隊であれ、インプットし過ぎている情報は削るのが吉です。
管理人の場合は、観る対象を絞り込むというのと見るタイミングを制限することにより、情報量を調整しています。
人生の最期に自分らしく生きれば良かったと後悔することのないように、自身の思考を取り戻すための情報断食をしてみてはいかがでしょうか。


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