「自由への家計簿」を作ってみた~FIREへの実感が湧く

支出最適化

リベラルアーツ大学様の動画で「自由への家計簿」というものを紹介されていました。

見てみてなるほどと思い、身に付けるために実際に作ってみたので公開します。

FIREを達成できそうという実感が湧いてきて良かったです。

当記事で、自由への家計簿を作ってみると何が良いかを少しでもお伝えできればと思います。

FIREの勉強過程

当ブログではFIREを目指す管理人が、FIREに関連して考えたあれこれを載せています。
本記事の本題に入る前に、FIREの基礎知識をどう勉強したかをご紹介します。

FIRE 最強の早期リタイア術

FIREの根幹となる4%ルール等、FIREに向けた基礎知識を学べました。
ブログや動画でも知識は得られますが、責任をもって体系的にまとめられた「本」を1冊でも読んでおくことは価値があると考えています。

FIRE本は何種類か出ていますので、この本以外のものでも良いと思います。(他の本も読んだら比較記事を書くかもしれません)

本気でFIREをめざす人のための資産形成入門

上の本はアメリカの事例でしたが、こちらは日本でのFIRE事例で三菱サラリーマンさんの著書です。
FIREに向けては合理的な仕組みだけではなく自分のメンタルも含めて計画を進めるのが大事と言われていることが、大変勉強になりました。

株価は長期では上がると理屈の上では考えていても、株価暴落局面で狼狽売りをしてしまわないかどうかは、実際に自分が遭遇してみないとメンタルへの影響は予想し辛いと思います。
多額を一気に投資せずに、少額で始めてメンタルを鍛えるのも大事だと考えています。

リベラルアーツ大学の「自由への家計簿」を作ってみた

さて、ここから本題です。
YouTubeの「リベラルアーツ大学」では、学校では何故か教えてくれないお金にまつわる勉強ができるので、大変ありがたいかぎりです。

管理人
管理人

たまに「こんな大事なことなら義務教育で教えて欲しかった」と言われていますが、ホントその通りだと思います。

FIREへの第一歩となる「自由への家計簿」の動画がYouTubeで公開されています。
見てみてなるほどと思ったのですが、それだけで終わってしまうと身に付かないので管理人の場合どうなるのか実際に作ってみました。

「自由への家計簿」が何であるかは、管理人が下手な説明をするよりも以下の動画を見ていただくのが早いと思います。

↓YouTubeの動画です↓

「自由への家計簿」のステップ

「自由への家計簿」作成のステップは以下のようになっていました。

  1. 支出を「基礎生活費」と「ゆとり費」へ自身の価値観に沿って分ける
  2. 現状の経済的自由のレベルを知る
  3. 目標とする経済的自由のレベルを定める

一般的な家計簿だと万が一生活が困ったときにどこを削れるのかが分かりにくいため、「基礎生活費」と「ゆとり費」に分けるという考え方は目から鱗でした。

また現状のレベルをしり、目標とするレベルを設定することにより、長いFIREへの道のりにが差しそうだと感じました。

引用元:両学長 リベラルアーツ大学(YouTube)

ステップ1:支出を「基礎生活費」と「ゆとり費」に自身の価値観に沿って分ける

管理人は家計簿アプリで記録を残しているため、2020年1年間の実績を元に「基礎生活費」と「ゆとり費」を算出してみました。
合計金額を100%として、4象限がそれぞれ何%かが下記になります。

  • 基礎生活費
    • 月額:68%
      • 家賃/光熱費/食費/通信費/生活必需品/病院/散髪/書籍
    • 年額:5%
      • 衣服/税金(源泉徴収除く)/冠婚葬祭/友達との交際費
  • ゆとり費
    • 月額:7%
      • マンガ/ゲーム
    • 年額:20%
      • 家電/家具/イベント/会社の飲み会

支出をかなり絞った仙人のような暮らしをしているのですが、それでもさらに27%は削られても生きていけると分かったのは僥倖でした。
ただ2020年はコロナの影響で例年にも増してお金を使っていないため、2019年のデータでも計算しておかないと少し怪しい結果ではあります。

管理人
管理人

ちなみに、この計算はアプリ上ではできなかったので、csvをダウンロードしてExcel使って行いました。

SUMIF関数さんお疲れ様でした。

何をどれに分類するかは個々人の価値感に合わせて作らないとですが、参考までに管理人の考え方で一般的ではなさそうな部分を補足します。

  • マンガ以外の書籍はゆとり費ではなく基礎生活費にしています
    • 理由:娯楽よりも自己投資目的が強いため、今後生きていくうえで食事と同じくらい大事と考えています
  • 会社の飲み会はゆとり費に入れています
    • 理由:お酒が飲めず楽しめないため無駄な出費です。2020年はコロナの関係で1回のみだったのですが、2021年以降は徹底し会社の飲み会は全欠席することを決意しています。
  • 金額の大きくなる、車・旅行・子供の養育費が0円なため、この点は参考にならない方が多いかもしれません。

ステップ2:現状の経済的自由のレベルを知る

管理人のLvアップの歴史を振り返ってみました。

  • Lv0 依存     ←高校生まで
  • Lv1 最低限の自立 ←大学生の頃
  • Lv2 経済的自立  ←入社1年目
  • Lv3 セミリタイア ←入社10年目
  • Lv4 フルリタイア ←今ここに挑戦中(保有資産額としては達成)
  • Lv5 経済的自由

現状サラリーマンとしてフルに働いていますが、少額で仕事量が少ないものに切り替えても基礎生活費は賄えるため、この定義の「Lv3  セミリタイア」は既に満たせています。

資産金額としては「Lv5 経済的自由」に届いているのですが、「資産収入」が圧倒的に少ないため「Lv4 フルリタイア」に挑戦中なのが現状です。

FIREに向けた管理人の数値目標を以下の記事で作っています。
(※セミリタイアの言葉の意味するところが当記事とは異なっています)
グラフにLv4達成ラインを引いて、途中のモチベーション維持に役立てようと思います。

ステップ3:目標とする経済的自由のレベルを定める

サラリーマンを辞めた後も、おそらく何かしら仕事はする予定です。
しかし「Lv5 経済的自由」に到達すると、仕事を完全に辞めるのか/少しは仕事を続けるのかといった選択権を手に入れることができるため、管理人はLv5を目指します。

立てていた計画に自信も持てたため、FIRE道を突き進みます。

まとめ:自由への家計簿を作ってみると実感がわく

今回は、リベラルアーツ大学で解説されていた「自由への家計簿」を作ってみました。

支出のうちどこまでが生活必需ラインなのか分かることで安心して暮らせるようになるので良いなと感じました。
例えば急に会社から給料カットだと言われても、どのラインが致命傷か分かるので、対処が早くなるという保険になりそうです。

またFIREへの道がレベル分けされていることにより、現状・ゴールの明確化ができ実感が沸きました。
また進捗途中のモチベーション維持ができそうです。

管理人
管理人

実際に自身の家計で作って、理解度も上がった気がします!

 

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