GACKTさんのインタビュー記事が面白かったため著書である「GACKT超思考術」を読みました。
オシャレなデザインでポエムチックな見た目、一瞬で読み終わりました(笑)
「考えているだけでは何も変わらないから行動しろ」という気力をもらえるお守り的な書籍です。
正直インタビュー記事の方が読みごたえはあったのですが、本書で心に残った名言をご紹介します。
楽しいだけの仕事はない
「楽しいを仕事にする」とよく言われているが、楽しかったことでも仕事にする以上は嫌なことも付随してくると書かれていました。
管理人は「嫌なことに耐えるのが仕事」と考えてこれまで過ごしてきたため、もう少し仕事に楽しさを求めてみようと模索しているところです。
しかし「楽しい仕事」という幻想に過度な期待はしない方が無難とも思えました。
成功ではなく「成幸」を手に入れる
お金がないと不幸ですが、お金が大量にあるからといって幸福になれるわけではありません。
一般的に言われていることですが、GACKTさんもそう実感されているようです。
人生において、心から幸福を感じるためには、
オマエ自身の【美学】【思考】【行動】【発言】【感情】という、
生きるうえで大切な5つの要素が
ハーモニーを奏でている必要がある。
大金持ちになっても心を許せる家族や友人がいなければ不幸ですし、自身の美学と反する方法で大金を得たとて不幸であるという意味に解釈しました。
不幸を回避するためのお金を稼ぐことが第一とは思いますが、その後は【美学】を指針として生きていきたいと感化されました。
お金や地位だけを手に入れた「成功」ではなく、幸せを手に入れた「成幸」が重要と書かれていました。
自分の新たな欲求に伴い、人生の優先順位は柔軟に変化させる
30代の頃は寝る間を惜しんで働くことが楽しかったが、40代になり「自分の時間を作ること」にプライオリティを置くことにしたと書かれていました。
周りの人は反対したが、そのために海外に移住したと。
人間、一度立てた自分の計画に縛られがちですが、今の自分の欲求に沿った生き方に変化させながら過ごしたいものです。
管理人は現状FIRE(経済的自由を手に入れ、嫌な仕事を早く辞める)を目指していますが、後に働きたいという欲求がでてきたら働けばいいじゃんと考えています。
↓計画重視のPDCAと、臨機応変なOODAの解説記事です↓
優雅な時間が増えれば、感謝・感動できる
GACKTさんの1日の時間の使い方は、仕事が3時間で他はコーヒーをゆっくり飲む時間が計3時間、読書1時間など優雅に過ごしていると書かれていました。
無駄な時間と思われるかもしれないが、優雅な時間が増えれば生きていることに感謝できるし、そこに感動も生まれるとのこと。
管理人はサラリーマン10年以上続けて資産はFIRE目前まで貯まったものの、感謝・感動する心は壊死しかかってます。
日々こんなに辟易しているのに他人に優しくする余裕などないという状態なので、早く人間の心を取り戻したいところです。
「年収90万円でハッピーライフ」の著者は週2日働いて残りは読書や散歩など優雅な時間を過ごされているためか、他人に対して優しいのがとても記憶に残っています。
まとめ:美学を指針に「成幸」を目指す
超成功者で大金持ちのGACKTさんがお金だけがどんなに沢山あっても幸せではないと経験談を語られているのが参考になる書籍でした。
幸せの形は人それぞれですが、優雅な時間を過ごせるように生活を変えることがヒントになりそうです。
【美学】【思考】【行動】【発言】【感情】のハーモニーを奏でられるように人生を調律していこうと思い、FIREはその第一歩だなと改めて感じたところです。


