貴重な孤独時間をスマホに盗ませない【デジタル・ミニマリスト】

雑記

当ブログの管理人は、自由と健康を求めてFIRE(経済的自由を手に入れ嫌な仕事から早期引退)を目指しています。

週5フルタイムで働いていると自由な時間はほぼ失っていますが、残りの自由時間を奪いに来るスマホに関して記事にしました。

人の脳は他者と繋がりたがりますし、繋がりを失うと身体的な苦痛すら感じることがあります。

そのためスマホが手元にあれば永久に見続けてしまう罠にかかりがちですが、それでは貴重な孤独時間を盗まれてしまい勿体ないです。

「デジタル・ミニマリスト」を読み、人間には自身の考えを整理したり深めたりするための孤独時間が必要だという考えに至りました。

脳は他者と繋がりたがる

人間の脳は暇な時間ができると、社交生活に関することを考える脳の領域が活性化するそうです。

新生児の脳波でもこのような特徴があるため、社会生活の中で培われたものではなく、人間の本能であると考えられています。

また他社との繋がりが失われると、身体的な苦痛すら感じるようにできています。

 

スマホのおかけで四六時中誰かと繋がれるようになってハッピーかというと、そうでもないようです。

人間の体や脳は縄文時代からほとんど変化していません。

縄文時代には関わる人間はせいぜい100人くらい、同時にやりとりするのは数名で対面による会話だったので、脳はそれに順応するようにできています。

現代はインターネトで世界中の人と繋がることができ、スマホ越しに大量の人間と文字ベースのやりとりが四六時中発生しますが、脳にとっては異常事態です。

 

脳は人と繋がりたがる性質をもっていますが、それをスマホに頼って行おうとするのは有害になりかねません。

人体は糖質を欲しがりますが、現代でその性質に従うと過剰摂取で糖尿病になってしまうという話と同類と考えます。

 

↓食べ物の話は「素材の分かる食品を買おう」で記事にしていますのでご参考まで。

孤独な時間の重要性

「他者との親密な交流こそ人間の幸福の必須条件である」とするのは誤りである(中略)

孤独は、幸福と生産性の両方にとって同じように重要な役割を果たす。

こんなことが書かれていて、とても共感しました。

特に今の社会は四六時中他者との繋がりを強制されているように感じて、窮屈で窮屈で嗚呼孤独になりたいと感じることが多くなりました。

このブログが書けるのも孤独になれる時間があってこそで、一人で考え事ができる環境は大事だと感じています。

 

スマホは、チャット、SNS、通話、メール、アプリの通知と何かと貴重な孤独になれる時間を奪い取りに来ます。

管理人は以下のようにしています。

  • SNSはPCのみで見て、時間を限定
  • メールも基本はPCのみで見て、1日1回
  • チャットは必要最小限の人たちのみと
  • アプリの通知はOFF
  • スマホを手の届くところに置かない時間を作る
  • 仕事の連絡にスマホを使わない

スマホを破棄するところまで思い切りたい気持ちもありますが、電子決済やGoogle Mapは重宝しているため、現時点ではさすがに捨てるまではできていないです。

孤独の利点

孤独から生まれる利点が3つ紹介されていました。

  1. 新たな発想
  2. 自己理解
  3. 他者との親密な関係

1つ目と2つ目は予想できましたが、3つ目の他者との親密な関係というのは意外でした。

人間の脳は暇な時間ができると、社交生活に関することを考えると先に書きましたが、孤独時間に他者のことを自然と考えることで次に会ったときに親密度が上がっていくということのようです。

孤独では”ない”時間

孤独とは物理的に一人でいる状態のことでは無いと書かれていました。

下記の状態は一人でいたとしても孤独の時間とはなりません。

  • スマホを見ているとき
  • 本を読んでいるとき
  • テレビ(動画)を見ているとき
  • ラジオ(会話の配信)を聞いているとき

テレビはテレビの前から離れれば見ずに済みますが、スマホはどこまでも着いてきます。

スマホを物理的に遠ざける時間を作るのが大事ではないかと思います。

管理人
管理人

休みの日にスマホを寝室に放置して過ごすこともあるのですが、そういう時に限って電話がかかってきてたりするので、さすがに丸1日遠ざけるのはやり過ぎかもしれません。

本を読んでいる時間も孤独ではないというのが意外でした。

読書は著者との対話であるということですね。そう言われると確かにと思います。

 

孤独な時間とは手に何も持っておらず自身の思考のみに専念できる状態のことです。

手ぶらで散歩にでかけると良いと推奨されていました。

管理人は完全テレワーク運動不足の問題もあるので、手ぶら散歩に取り組んでみようかと考えています。

まとめ:貴重な孤独時間をスマホに盗ませない

人の脳は他者と繋がりたがりますし、繋がりを失うと身体的な苦痛すら感じることがあります。

そのためスマホが手元にあれば永久に見続けてしまう罠にかかりがちですが、それでは貴重な孤独時間を盗まれてしまい勿体ないです。

人間には自身の考えを整理したり深めたりするための孤独時間が必要です。

 

四六時中スマホの情報を見ていて疲れてきたという方は、手ぶら散歩から始めてみてはいかがでしょうか。

 

↓管理人の目指しているFIREへの取り組みを時系列でまとめた記事です

↓管理人の勤めるNTTグループ企業は優良と思いつつFIREを目指している理由の記事です

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