FIREで合わない環境から脱出【不安は9割捨てました】

FIRE思想

大原扁理さんの著書『隠居生活10年目 不安は9割捨てました』を読みました。

生きていると不安が尽きないのですが、著者はどのように生きて来たら不安が消えたのかという体験を書かれていて興味深い内容でした。

FIRE(経済的自由を得て、嫌な仕事を早く辞める)を目指している管理人ですが、その目的は自由と健康を求めてのことです。

不安というのは健康への大きな阻害要因であるため、FIREして取り除こうというモチベーションへと繋がったことを記事にしました。

本記事で取り上げる書籍:不安は9割捨てました

『年収90万円でハッピーライフ』、『なるべく働きたくない人のためのお金の話』と大原扁理さんの著書を読んできて、今回は3冊目です。

管理人は凡庸なサラリーマンとしてしか生きてきておらず考えの幅が狭いのですが、大原扁理さんは日本人一般にはあてはまらないような生き方をされていて、読書家のためか思慮深く参考になることが多いなと著書を読んでいます。

今回読んだのは『隠居生活10年目 不安は9割捨てました』です。

生きていると不安が尽きないのですが、著者はどのように生きて来たら不安が消えたのかという体験を書かれていて興味深い内容でした。

FIREに通ずる考え方

本書の中に以下の記載がありました。

  • ちゃんとごはんも食べられているし、病気もない
  • にもかかわらず、なんとなく毎日が不調
  • 何をしていても楽しくない
  • 生きていこうと思えない
  • 明るい未来を描けない
  • 無力感だけは売るほどある

以上のことに当てはまる場合は、そもそも今いる場所が合っていない、という可能性を疑ってみるといい。

これはまさにFIREを目指しだす前の管理人の状況のことを言われていると感じました。

貯蓄率が8割を超えるバグった生活をしていますが、FIRE目指す前から自然とそうなっていたのはお金を使いたくなるほど楽しいことがほとんどなかったからなんですよね。

 

そして近年は病気ではないものの、なんとなく不調を感じるようになってきました。

今いる場所、つまり今の会社もしくはサラリーマンという生き方が自分には合っていないのだと思い始めていたので、FIRE道に人生を切り変えました。

 

FIREが自身に適しているのかは成ってみないと分からないものの、合わないと分かっている場所にずっといるよりは断然マシだろうと考えています。

こうなったら不安だと思うことが現実に起こったが満足に暮らしてる

以下のように書かれていました。

私は今でも

  • (働かな過ぎて)世間から怒られている
  • (自分から率先して)仲間外れになっている
  • 人生でいまだかつて年齢平均年収を超えたためしがない

つまり若い頃に心配していた不安は、解決するどころか全部的中した。

それなのに、不安が実現してしまった世界は毎日ハッピーで、割と満足して生きることができている。

これはブッダの思想にも通ずる人間の心理であるように感じます。

不安というのは現実には存在しないナニカに対する事象で、実際に起きてみると問題なかったということも多いのだろうと思います。

 

人間が不安を感じやすいのは死にたくないという本能からくるものだと書かれており、世間から怒られようが、仲間外れになろうが、年収が低かろうが死ぬまでには到底至らないので、人体が不安に感じるべき事柄ではないってことなのだと思います。

 

仕事がなくなって収入が途絶えたら不安だと感じて生きてきましたが、管理人の場合は支出が極めて少なく借金まみれになることやましてや飢え死にすることなんて無いので、過剰な不安だったんですよね。

子供の頃から受けてきた教育の刷り込みによる不安だと思うので、FIREして自己の思想を汚染されない環境に早く行きたいものだと思います。

 



まとめ:FIREで合わない環境から脱出

大原扁理さんの著書『隠居生活10年目 不安は9割捨てました』を読み、合わない環境から離れることで不安は減り、不安が実現してしまったとて満足に生きれているということを知れました。

生きていると不安が尽きないのですが、FIREすることで仕事が無いと生きていけなくなるという不安がむしろなくなるのではないかと思えました。

健康を大事に生きていきたいと思います。

 

 

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