読んだ本のご紹介、兼個人用の備忘録です。
投資、ビジネス、健康、趣味とジャンルを分類して、計13冊を書いています。
今の私の状況に照らすと読まなくて良かった本もありますが、読まなくて良い本リストとして利用したり状況が違えば読む候補になるかもしれないと考え載せています。
(良かった本だけに絞るかは悩み中。後で削除するかもしれません)
投資
私の財産告白
著者は昭和の人ですが、若いうちから株式投資の配当だけで生活できるようになっておりFIREの民とみなせます。
FIREへの方法はシンプルなものですが、それを実践するのは簡単とは限らず強い自制心を要すると思えます。また努力してFIREしたのに周りの人から妬みの対象とされるというのも悲しい現実。
価値観の合わない人との接触は不幸を招くため、FIREしたらFIREの民と交流をとれるようにする必要があるかもしれないと考えさせられました。(著者がそのように述べているわけではないですが)
株式投資 第4版
株式投資関連の本は多く読んできましたが、この本は追加で読む価値があったと感じました。
『保有期間が30年を超えると、株式投資のリスクは債権の4分の3以下に下がる』というデータが載っており、私の直観とは差異がありまだまだ学ぶことは多いなと改めて思いました。
↓投資の記事一覧です
家庭の金銭学
分厚い本ですが、マネーリテラシー系の本をある程度読んでいる今の私に対しては新たに得られる知識はありませんでした。
内容自体は良いと思います。ただマネーリテラシー系の本を読んだことがない人なら「お金の大学」とか読んだ方が良いのではないかと思います。
「みんなの意見」は案外正しい
投資のための本ではないですが、なぜバブルが起きるのか考察されているため投資の勉強に役立ちました。
「自立性」「多様性」「独自の判断」の3つが揃っている状態では1人の意見よりみんなの意見の方がより良い答えを導きますが、逆にどれかが欠けて他者を模倣するだけになるとバブルのような被害が起きるということでした。
ビジネス
GAFA next stage ガーファ・ネクストステージ: 四騎士+Xの次なる支配戦略
GAFAスゲー本はハズレが結構ありますが、この本は読んで良かったです。
ブランドは平凡な製品に感情を吹き込み、人間的な愛着を感じさせて利益を生み出していたが、時代の要請に合わなくなってきていると書かれています。
GoogleとFacebookは無料で使えるが有害であるという分類が興味深いです。YouTubeやtwitterも同様ですが、刺激的かつ煽情的なコンテンツなどユーザが興味を惹かれるものを押し付けることが収益構造になっていると。
GAFAは投資先としては良かったとしても、ユーザとしてどう関わるかはより慎重にならないと油断ならないと思いました。
↓スマホに時間を奪われ過ぎてまずい系の本を読んで書いた記事です


ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング Webマーケティングの成果を最大化する83の方法
クリック率などの数値分析できるフィードバックから顧客とのコミュニケーションを設計するのが、テクニカル・マーケティング。
ユーザのペルソナやインサイトを分析してコミュニケーションを設計するのが、ファンダメンタルズ・マーケティングという定義の元で手法が紹介されていました。
世界観をつくる 「感性×知性」の仕事術
日本の会社はブランドへのキャラ付けが下手で、例えばトヨタはどの車種をとってもキャラが同じと書かれています。
キャラクター作りができていないから似たような広告コピーになってしまい、ユーザがいまいち魅力を感じないといった話でした。
ジャック・ウェルチのGE革命―世界最強企業への選択
大企業の中間組織の人間は、現場の人より先には何もする術もない仲介者にすぎず、中間組織が無駄だと社長が言っているのが興味深かったです。
『実際の事業活動から遠ざかっているから数字と予算に集中する以外にやれることがない』といった趣旨のことが書かれていて、そうなりたくないから私はサラリーマン続けるの嫌なんだよなと改めて思いました。
自由のこれから
日本人は沢山の危機を想定するタイプが多いため、アメリカの会社のように一気にイノベーションを日本で起こそうとしても反発を誘発してしまってうなくいかないと載っていました。
(アメリカのハイテク企業などでは小さな失敗を迅速に経験せよと言っていたりするので、本当にアメリカの会社が一気にイノベーションを起こしているのかは不明。成功事例しか目につかないため、そう錯覚しているだけの可能性はある)
新しい部分は全体の1割程度にとどめて周りの反発を起こりにくくしてイノベーションを推進するのが良いと書かれており、同意。
100年成長企業のマネジメント 3Mに学ぶ戦略駆動力の経営
書籍ビジョナリー・カンパニー読んで3Mが良さげな会社に思えたので、3M関連の書籍を読んでみました。
3Mに勤めているわけでもない著者が書いているためかもしれませんが、この本を読んでも3Mに魅力を感じませんでした(別の3M関連本を読んだ方が良かったかもしれない)。
生き方
著者の稲盛和夫氏は、松下幸之助氏(パナソニック)や盛田昭夫氏(ソニー)、本田宗一郎(ホンダ)らと合わせて「日本の経営四聖」と呼ばれていると何かで見たので読んでみました。
社長が社員をこき使うための方便を書いているように感じられ、私にとっては微妙な本(読まなくてよかったレベル)でした。私は経営者を目指している訳ではないですし。
健康
科学的に自分を思い通りに動かす セルフコントロール大全
引用しているデータの根拠がなんとなく怪しく、正直この本は読まなくてよかったです。
趣味
開局70周年記念 TBSラジオ公式読本
私は学生時代から深夜ラジオを聞き続けており、少なくともこのようなコアなファンには嬉しい内容の本でした。
その他の本
本を読んで書いた記事の一覧です。