副業というリスクを取った冒険にでかけなければリターンは得られませんが、防具なしで旅立てばぶちスライムに瀕死の重傷を負わされるかもしれません。
防具(ノウハウ)をコレクションしているだけでは村人Aのままですが、最低限の防具をまず装備するところから副業への道のりはスタートすると考えています。
起業セミナー・異業種交流会・自称メンターといったものは有用かどうか書かれた「会社で働きながら6カ月で起業する」を読み記事にしました。
結論、これらは不要です。
会社で働きながら個人事業を得ることを目指しているので、無理する必要も急ぐ必要もありません。
普段から没頭することで小さな成果を目指し、ときには中断して休みながら副業を模索していくのが良さそうです。
副業に不要なもの
マリオは冒険に出かけなければヒゲ帽子のただのおじさんのままですが、無策でツッコめばクリボーに激突して即ゲームオーバーです。
旅立つ前に、ジャンプが何ボタンかくらいは把握しておく必要があります。
副業も、最低限の守る力は備えてからスタートするべきと考えています。
起業セミナーは不要
まず知識を得るために起業セミナーへの参加が思いつくかもしれません。
しかし現場で使える情報は手に入らないと著者は書かれています。
セミナーの開催者とそこで得られる情報は下記です。
- 行政
- 補助金、資金調達の情報
- 税理士
- 法律、税務の情報
- 企業
- モチベーションを上げてくれる ⇐コンサルに誘導される
- IT関連の情報 ⇐有料ホームページ作成に誘導される
- SNSマーケティング情報 ⇐起業塾に誘導される
- せどりやアフェリエイト等の特定ノウハウ ⇐スクールに誘導される
どうにも参加するとカモられそうな気配がします。
参加するにしても、情報が有用かどうか最低限判断できる能力を得てからにした方が良さそうです。
無防備で参加して価値のない高額塾に入らされることのないよう、十分気を付けましょう。
異業種交流会は不要
副業で個人事業を起こすためには人脈が大事です。
しかし、異業種交流会では人脈は広がらないと著者は書いています。
異業種交流会は、自分の商品を売り込もうとしている人たちばかりの狩場となっています。
参加しても知り合えるのは仲間ではなく狩人です。
向こうからやってくるメンターは不要
サラリーマンは会社の上司・先輩を手本に仕事を覚えていくように、副業で個人事業を起こすには目指す道を先行くメンターが大事になってきます。
メンターを探すのは大変ですが、向こうから教えましょうかと近づいてくる人を信用してはいけません。
最終的に高額セミナーに入らせたり、高額ノウハウを買わせたり、ネットワークビジネスの買い手にさせたりを狙っている、狩人の可能性が濃厚です。
「凄い先輩を紹介します」みたいなことを言って近づいてくる人はもっと悪質です。
あの人は凄い人なんだという前情報を与えたうえで自称メンターが登場してくるので、搾取する気まんまんです。
これは書籍「影響力の武器」の[権威]を悪用していますね。
↓「影響力の武器」を読んで書いた記事です。
管理人が当ブログとtwitterを始めたばかりのころにも、有用なメール講座(無料)を紹介しますと言って詐欺師が近寄ってきました。
何かを新たに始めると初心者狩りの詐欺師が寄ってくるので、辟易します。
防御力を高めましょう。
↓ブログ初心者の元に詐欺師が寄ってきたときの記事です
起業のための借金は不要
副業で個人事業を起こすには、ビジネスの先行投資だったり、当面の運転資金が必要になってきますが、借金をする必要はありません。
ビジネスの成功確率は高くないため、最初のビジネスがダメになったら次のビジネスに移る必要があります。
借金をしてビジネスを始めると1回の失敗で人生を詰むことになりかねません。
会社で働きながら個人事業を得ることを目指しているので、ビジネスの投資資金や運転資金は給与から貯めましょう。
書籍「小さなチーム、大きな仕事」でも、自身の資金のみでできる仕事からスモールスタートすべきと書かれていました。
↓「小さなチーム、大きな仕事」を読んで書いた記事です
副業に有用なもの
起業セミナーはダメ、異業種交流会もダメ、向こうからやってくるメンターは信用するなで、どうすればいいんだとなっているかもしれません。
そんなお困りの方にこの商材を…みたいな詐欺師もいるので気を付けましょう(笑)
結局、楽な道はないので、自力で広く探していくしかありません。
インターネットで情報を発信している人は沢山いるので、参考になりそうな人を探しましょう。
実際に活動していることの証拠となる情報があるかどうかが判断の材料になると著者は書いていました。
ネットの情報よりも書籍の方が比較して信頼性は高いので、読書も良いです。
最初のうちは誰が本物か判断する力が弱いので、誰か一人を信じるということは避けましょう。
広く浅く参考にする人を設定して、発信されている情報を比較することで知識が拡充されていきます。
付き合う仲間の数を増やす
起業家になりたいならサラリーマン仲間との関りは捨てて起業家仲間を作れという人もいますが、著者はそこまでマッチョなことは言っていません。
今の仲間は維持してよいので、付き合う仲間を広げていきましょうとのことです。
広く浅く交友を持ち、その中で居心地の良い人たちと深く関わるようにすれば良いです。
その結果サラリーマン仲間との関りが楽しいのであれば、無理に個人事業をもつことを目指す必要はないかもしれないとも、著者は書かれていました。
異業種交流会に参加しても仲間が増えないならどうすれば良いのか?ということに対して著者は、情報発信をしていたら人が集まってくると書かれていました。
求めるのではなく、先にGiveすることにより人脈は広がっていくと。

正直、実感をもてていないことではありますが、当ブログで情報発信をしているので本当だったということがあったら改めて記事にしたいと思います。
仲間との交際費はケチらない
起業セミナーや異業種交流会の参加費は無駄ですが、副業をめざす仲間との交際費はケチるなと著者は書いていました。
飲み会や食事会などはお金も時間もかかりますが、その場で得られる情報や交友の深まりはそれ以上の価値があるとのことです。

管理人はお酒が飲めないので飲み会が嫌いなのですが、食事会なら良いですね。
人との交流を積極的にするタイプではないのですが、おいおい考えていきます。
モチベーションの維持
最初はやる気があっても、モチベーションを維持して継続するのは難しいことです。
モチベーション維持に関して書かれていたことを、この章ではご紹介していきます。
時間を忘れて没頭することを仕事に
モチベーションが落ちるのは、それがやりたくないことだからです。
会社で働きながら個人事業を得ることを目指しているので、起業するビジネスの対象を嫌いなことにする必要はありません。
普段自身が時間を忘れて没頭することの延長で副業を目指すと長続きしそうです。

管理人は整理整頓が好きで、ブログの記事を書くことよりもカテゴリー分けに没頭していたりします。
ファイルサーバーのフォルダ構成を整えるのとかも好きなので、整理整頓が仕事に繋がらないか考えてみます。
まず1円でもいいから稼ぐ
人間、成果が出るのか分からないことを続けるのは辛いものです。
1円でもいいので稼ぎを得ると、進んでいるのを実感できてモチベーションの維持に繋がります。
初めから大きな成果を目指すのではなく、ほんの小さなことでもまず成果を出すということを目標に置くとよさそうです。
中断しても良いが、2週間以内で
モチベーションが下がったら、無理せず中断して良いと著者は書いています。
ただし、2週間以内で戻ってくださいとのこと。
長く中断してしまうと、取り組みを再始動させるのに大きなエネルギーが必要となり、完全に辞めてしまう恐れがあります。
無理せず2週間以内の休憩を挟みつつやっていくのが、モチベーション維持に繋がりそうです。
まとめ:副業という冒険の前に防具を装備する
副業のスタートにあたり、起業セミナー、異業種交流会、自称メンターといった障害物は避けるのが無難ということを見てきました。
副業という冒険にでる前に、無駄な出費から身を守るための知識(防具)を装備しましょう。
副業冒険の仲間を得るためには地道な情報収集と情報発信が必要となりそうです。
会社で働きながら個人事業を得ることを目指しているので、無理する必要も急ぐ必要もありません。
普段から没頭することで小さな成果を目指し、ときには中断して休みながら副業を模索していきたいと考えています。



